注文住宅らしい設計にしてぇよな…という感じでLDKに勾配天井を入れることにした。
LDKは13畳くらいで狭いのでどのくらい効果があるか分からないし逆にダサくなるかもしれないが、そこはまぁ完成を待つしかないだろう。
勾配天井のメリット
- なんかオシャレ
- 広く見える
そんくらいの感じがする。
勾配天井のデメリット
- 施工費用がかかる
勾配天井が標準仕様でなくオプション工事となる場合は費用がかかる。
- 冷暖房効率が悪くなる
部屋の体積が増えるので当然冷暖房効率は下がる。
- 照明機器が割高になる
天井が斜めになるので普通のシーリングライトは設置できない。シーリングライトを設置できたとしても見た目的にはどうなんだろという感じで結局ライティングレールだのコーブ照明だの照明器具もお金をかけてオシャンティーにする必要がある。この辺は覚悟を決めよう。
総じてコスパが悪いという感じだ。オシャレは我慢とも言うしその辺は耐えられるが、個人的に一番ネックなのが↓だ。
- 天井突っ張り型の収納ができない
天井が斜めになるので、天井に突っ張るタイプの家具を入れられなくなる。
地震対策の突っ張りポールも設置できないので背の高い家具も入れるのが難しくなる。
この辺を設計士さんに相談したところ、一部普通の天井にすることで行けるという話だった。
この図の左側の壁から450mmだけ普通の天井にした。
ポンチ絵だとこんな感じだ。青線の部分が普通の天井で突っ張り収納を入れるスペースとなる。
勾配天井の施工費は平米あたりで価格が計算されるので、一部普通の天井にしたことで価格がその分減って嬉しい。施工難易度的にはむしろ上がりそうな気もするけど…
勾配天井は突っ張り収納ができないデメリットに触れている人をあまり見なかったのでこういうやり方もあるということで記事にした次第である。
どっとはらい。