今回も引き続き情報の精度については自信が無い.
メモとしてブログに残しておく.
yuri-processing-club.hatenablog.com
この記事で,のウィグナービレ分布は
になることを計算で確かめた.
本記事ではこれの意味を考えていく.
周波数一定()の信号をで変調しよう.
スペクトルで見ると,このようにだけ平行移動する形となる.
この例では元の信号の周波数も搬送波も時間変化しない.
時間周波数平面で書き直してみるとこんな感じ.周波数の時間変化は無いのでグラフの傾きはである.
次にの周波数が時間変化する信号を考える.
搬送波周波数は一定なので,
同じようにだけ平行移動した形となる.
次にもも変調する場合を考える.
ある時点におけるもとの信号の周波数はその時点での搬送波の周波数だけずれるので,変調後の周波数
時間-周波数平面で考えると,変調後のある点は,変調前はだけ下にあった.つまり変調前はの位置にあった.
変調する搬送波周波数を瞬時周波数に書き直して,である.
振幅を瞬時周波数を使ってAM変調した信号のウィグナービレ分布は,とのウィグナー分布を使って表せることが分かる.
若干煙に巻いた部分はあるが,何となくの解釈はこんな感じでよいかもしれないし,よくないかもしれない.