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5年前は10万円台のスピーカーを試聴し、結局DALI OPTICON2を買った。
そろそろ買い替えの機運が高まってきたため、30万円前後のスピーカーを試聴した。
自分用のメモとして残しておく。
なお、私が保有している（または過去に保有していた）スピーカーは以下の通りである。
MONITOR AUDIO BR2
MONITOR AUDIO RS1
FOSTEX GX100(売却済)
B&W CM1
JBL 4312E(売却済)
DALI OPTICON2
OPTICON2は女性ボーカルが最高すぎて今でも聴いていて（ああ、DALI良いなぁ）とうっとりしてしまうのだが、逆にカッコいい曲には合わない感じ。
ホームシアター用にもっとオールラウンドなスピーカーが欲しいわけである。
そして、迫力を重視してトールボーイを選んでみることにする。
MONITOR AUDIO Silver 200
これがなかなか良かった。
モニオ特有の音が前に出る、ヘッドホンで聞いた時みたいに頭の中で定位する感、中高音の元気な音はRS1と変わっていない。
女性ボーカルはいわゆる美音系で最高。
大昔にBR2とRS1使っており、モニオに回帰したくなった。
次に乾いた感じのカッコイイ系の曲を聴いてみたら全然ダメダメだった。カッコいい曲も美音に鳴らしちゃうんだもの。
この辺の向き不向きっぷりを考えると、DALI Opticon2のほうが遥かにオールラウンドだぞ！という印象。
Silverでホームシアター組むのはどうかなぁと躊躇させられるしオールラウンドのスピーカーが欲しいという当初の目的にも合わない。
Monitor Audio Silver 200 AV12 review | What Hi-Fi?
まぁWhat's HiFi?のレビューだとホームシアター用途でも大絶賛だけどね。本当に？
もう少し試聴を重ねて判断したい。
比較用にモニオのプラチナとゴールドとブロンズも聞いてみたけど、シルバー以外はモニター系という感じで、正直あまり印象に残らない音だった。
シルバーの音が気に入って買ったとして、その数年後にステップアップしたいと思っても、その先が無いわね…。（音の傾向が違いすぎて安易にゴールドにステップアップ出来ない）
そしてシルバーも今年あたり後継機が出ると噂されており、もしかしたらシルバー後継機もモニターライクな音になるのではと危惧している。
B&W 704S2
モニオシルバーで聴いてみてダメダメだーって思ったカッコいい系の曲をB&Wは凄く良く鳴らしてくれた。
そしてモニオシルバーが最高に鳴らしてくれた女性ボーカルもそつなく鳴らす。
オールラウンドで良さげ。
まぁかなり分析的に鳴らすので楽しさは無いかも。正座して聴こうね。
www.whathifi.com
なお、What's HiFi?のレビューだと「小音量が微妙やな」って書いてあった。
私はだいぶ小音量派なので、次回試聴するときはこの辺を重視したい。
CM1で感じていたバスレフで低音を強調している感も無く、自然な低音になっているので良い（CM1は小型ブックシェルフ、704S2はトールボーイなのでそれはそう）。
こちらもシルバー同様今年あたり後継機出るかもなーと思っている。出るとしても9月発表→11月発売と思われるので待てないが。
なお比較で聴いた603S2 AEはあまり良いとは感じなかった。
黄色ウーファー時代の600シリーズと音の傾向は変わらず中域に若干雑味が乗っている。704S2より分解能は低い。（下位モデルなので当たり前だけど。）
Silver200と603S2 AEなら…Silver行くかなぁ。B&Wに求める「スペックの高さで殴ってくる感じ」が600シリーズには足りない。
FOCAL Chora 816
音のバランスは良いが、定位感？音の輪郭？が悪く、スピーカー間の直径1mの円の部分からボーカルが出ている。
もっとこう、ボーカルは点で定位して欲しいのだが。ARIAは良いんだけどね。
ELAC CARINA FS247.4
ハイルドライバーが鳴らすボーカルはかなり独特。シャワシャワな高音。
繊細で奥行きを感じさせるが、アニソンを元気に鳴らすのには向かない。
サランネットが別売りな点に注意。
KEF Q550
12万円のスピーカーなので大分予算アンダーである。
Rまでいくと予算オーバーだからなぁ。
あまり印象に残らなかった。
Dynaudio Emit M30
オールラウンドにそつなく鳴るけど、B&Wみたいな「解像度凄いやろ？」みたいなドヤ感も無く、印象に残らなかった。
こんな感じで、私としてはモニオシルバーかB&W 704S2かの2択であった。
もう少し試聴を続けて結論付けたい。
